|
||||||||||
|
|
|||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
○池尻成二委員 よろしくお願いをします。75ぺ一ジ職員福利厚生費、228ぺ一ジ教職員福利厚生費のところで、メンタルヘルスと職員の労働安全衛生対策について、まず伺います。 ○庶務課長 労働安全衛生法で安全衛生委員会の設置、あるいは産業医を設置する場合の規定がございます。練馬区の場合は、各学校が一つの事業所という考え方になっておりまして、法的には必置義務はございません。しかしながら、今委員のお話がありましたように、近年の社会状況から見て、この問題については大変私どもも大事な課題ということで受けとめております。以上です。 ○池尻成二委員 いるのか、いないのかということを伺いたかったのですが、基本的には今、産業医の専任をされていないということだと思います。小規模事業所の解釈はいろいろあるのですが、実は例えば調理業務であるとか、いろんなところで、それぞれは小さな事業単位であっても、全体で安全衛生委員会と産業医の選任が行われている職種がたくさんあります。教員だけは産業医の選任もない、安全衛生委員会のくくりもないというのは極めて異常な事態だろうと、早急にこれは解決していただきたいと思っているのですが、ぜひ教育長、いかがでしょうか。 ○庶務課長 大事な課題であることは十分承知しておりますので、十分私どもも委員のご意見を受けとめたいと思います。 ○池尻成二委員 区の一般の職員の場合にも、このメンタルヘルスというのは非常に大きな問題になっていまして、精神疾患による休職者、今年度10名、全休職者に占める割合が2年前の50%から77%に増えていると。15日以上の休暇取得者についても、2年前が全体の休暇取得の19%だったのが倍に増えていると。メンタルヘルス自体は今、区を挙げて取り組むべき職員の安全衛生上の課題だろうと思います。区の場合、区長部局の場合に、産業医の選任は適切に行われているのかどうか、適切というか、どういう形で行われているのかを教えてください。 ○人材育成課長 区でございますけれども、区におきましても、これは先ほど庶務課長の方からございました事業所ごとに設置をするということでございます。本庁におきまして産業医を設定しているという状況でございます。 ○池尻成二委員 産業医の資料をいただきました。それによると、非常勤の内科の先生が月1回3時間程度、産業医の職務に当たっていらっしゃる。これは全職員、何千人かわかりませんが、を対象にした安全衛生活動の産業医でいらっしゃると。これは私はちょっとやっぱり産業医の体制、労働安全衛生の体制としては甚だ不十分ではないかと思っております。こういう体制が続くとすれば、これは区の姿勢が問われると思うのですが、そこで1点伺いたいと思います。昨年の11月16日、企画総務委員会でこんなやりとりがあります。これは中島力委員のご質問、中島委員は管理職のお休みが多いことを心配されてご質問されたのだと思うのですが、「職場で大変な仕事量が多過ぎるとか、何か問題があるのかなと、そういうふうに思うけれども、別にあるのですか、ないのですか、はっきり言ってください。」これに対して総務部長がお答えになっています。「特に問題があるというふうには私どもの方では考えておりません。これにつきましては、区長、助役からも十分に自分の健康は自分で管理するようにと、今後十分な自己管理をするようにということで、管理職に対しては言っているところでございます。これは職員に対しても同様なことが言えるかと思います。」こう部長、答弁していらっしゃる。今、触れたメンタルヘルスの問題一つを見ても、自己管理の問題、あるいは自分の健康は自分で守ると、こういうことを言うとしたら、とんでもない私は認識違いではなかろうかと思うのですが、部長、いかがですか、改めてお聞かせください。 ○総務部長 そのとき中島委員にお答えした内容と申しますのは、自分の健康は自分で守る、これは基本的に心身の方の、身体の方を主に私としては答弁したつもりでございます。当然ながらメンタルヘルス、これはそのとき申し上げてございませんが、区長の方からも職員のメンタルヘルスに対象者が最近増えているのかどうか。そういうのがもし増えているなら、それに対する基本的な対策を講じる必要があるだろうということで、従来から言われているところでございます。そういった意味では私が申し上げたものは、確かに説明としては不十分なところがありました。身体的事由に基づくものというのは、基本的には本人が医者と相談しながら自己管理するのが第一だろうと。もう一つは、精神的な面につきましては、当然ながら自分自身で解決できないものもございます。ただし、それは私ども職場で対応するだけではなくて、やはり基本的には医療との連携というのが当然必要になろうと思います。その橋渡しをするのは、私ども職場の体制であろうと。その一環として、先ほど申しました産業医のメンタル相談、それだけではなくて精神科医、嘱託精神科医という制度もあります。それともう一つは、特別区職員互助組合におきましても、心の相談事業というものを実施していると、そういうものを活用して今後対応していくというふうに考えております。 ○池尻成二委員 メンタルは違うけれども、身体的な点はこういうことなのだというお話なのですが、実は例えば脳血管疾患に対する予防対策として、今、過重労働の排除ということが大きな課題となっています。これは、過重労働というのは月100時間を超す残業だと。こういう過重労働職場が、実は練馬区にはまだまだたくさんあるではないですか。いただいた資料を見ますと、過重労働職場、月100時間を超す残業をした人がいた職場、昨年度は18の係で延べ60人、今年度も前半だけで11の係で31人いらっしゃる。係の名前は挙げませんけれども、2年続けて過重労働を出している職場もあるわけです。こういう実態の中で、身体的な疾患なり発病については自己管理だというのは、これまたとんでもない話だと私は思うのですが、もう少しきちっとやっぱり職場の安全対策をやっていくという姿勢をやっていただかないと、本当に安心して働ける、一生懸命とか生き生きと働く職場にならないのではないかと思うのです。ぜひこれは助役、お答えください。どういう形で職員の安全衛生をやっていかれるのか、お聞かせいただければと思います。 ○総務部長 過重労働に関しましては、当然ながら国の方もそれに対する指導通達、当然ございます。それに応じて、それに伴いましてというよりも、以前から、従前から労使協議の場ということで、労働安全衛生委員会を設け、その中で過重労働解消のための方策をどうしたらいいかということで、私は委員長として実際やっているところでございます。その中でも、委員の方に資料としてお渡ししてございますが、その職場の性格上、どうしても時期によっては、100時間、80時間を超えなければならない職場もございます。そこはただ単純に人を配置、増員していれば済むということにもならないという仕事の特性もあります。そういうところで継続して同じような職場が生じているというのは、実態としてあることは承知しております。ただ、それをそのままこまねいているということではございませんけれども、その方策について、今現在どういう解消方法があるか、それを検討しているところでございます。以上です。 ○池尻成二委員 ぜひ、安全衛生対策については教員も含めて拡充、充実していただきたいとお願いしたいと思います。 ○池尻成二委員 続いて230ページ教育指導費、平成19年度全国学力学習状況調査について伺います。これも予特でほかの会派の方からこ質問がありました。資料等をいただきました。まず確認なのですが、この調査は記名もしくは記入者が特定できる形式で行われると考えてよいのかどうか、確認をお願いします。 ○教育指導課長 基本的に記名でやっていきたいと考えております。以上です。 ○池尻成二委員 質問書をいただきました。二つありまして、これは教科に関する調査と、学習意欲等々に関する調査の二つあるのですが、その質問紙の後者の方について内容を見まして、私は驚きました。例えばこんなことがあります。自分は家の人から大切にされていると思うか、先生から認められていると思うか、先生に会うのは楽しいか。これは教員であれば、教育にかかわっていらっしゃれば、極めてセンシティブな情報だろうと私は思います。こういうことが匿名ではなくて記名のアンケート、調査として行われるということで、非常に私は個人情報の管理という点でとても気になっているところがあります。そういう問題意識からまず確認をするのですが、この個人情報を収集し、管理するのは区の教育委員会ということでよろしいのかどうか。言いかえれば、条例の言う管理個人情報に該当するのかどうか、教えてください。 ○教育指導課長 情報の管理につきましては、調査の問題の発送、回収、それから収集、それから個人情報の管理につきましては文科省で行っていると。区としては、その区が管理する個人情報の提供は行っていないというふうに認識してございます。 ○池尻成二委員 そうすると、今回の個人情報については、これは区の管理個人情報には該当しないということですね。そうであると、また伺いたいのですが、今回の調査に関しては、区は区みずからの業務以外の目的で個人情報を収集することになると思うのですが、そうではないでしょうか。 ○教育指導課長 これは個人情報の管理の面から言いましても、私どもはあくまでも目的外に使用しないということを国が言っているのを受けまして、その中で対応していきたいというふうに考えております。以上です。 ○池尻成二委員 そうではなくて、個人情報保護条例では個人情報の収集について適正収集の原則を立てています。今回、区立の小中学校で区立の教員が、区立の教員の勤務時間内にテストを調査を行い、情報を収集するわけです。その根拠は何かと伺っているのです。つまり区の職員が区の施設を使い、区費で仕事をしながら、収集される個人情報が一体何の目的に使われるのか。これはどういう整理をされているのかを教えていただきたいと思います。 ○教育指導課長 これは先般の3月1日、予算特別委員会の中でもお伝えいたしましたが、教育委員会といたしましては、基本的に今回の調査の目的を踏まえまして、その目的が個人情報ではなくて、具体的に今後の教育施策、国が展開してまいります、それに協力するものであるという認識を持っておるところであります。今までも都および区独自の学力調査をやってきたことであり、このことに基づいて各学校に国は各都道府県に依頼をしていくという流れでやっておりますので、私どもはそれに基づいてやっていくというふうに目下のところ考えておるところです。以上です。 ○池尻成二委員 調査の趣旨というか、それはわかるのです。それを教育委員会としても評価していらっしゃるというのも、ご説明は何度もあっています。私が伺っているのは、個人情報保護条例との兼ね合いで適切な事務の処理なり整理はなされているのですかということなのです。つまり個人情報保護条例上は、区が個人情報を収集できる根拠あるいは範囲というのは限定できると私は思っています。今回は調査をするのは国であると。しかしながら、極めてセンシティブな個人情報を区は実際には現場で収集されるわけです。その区の行為は、何を根拠に条例上行えるのですかと伺っているのですが。 ○教育指導課長 条例上の解釈ということもございます。その中で、私どもとして気にしていることもないわけではございません。これは国会答弁の中で、たしか初等中等局長も述べているところであります。個人にどういう情報が提供されるのか、それからプライバシーの点も配慮に入れてというようなことも、初等、中等教育局長は言及しています。このことについて、私どもは組織を通じて再度確認等を検討を行ってまいりますし、国もそのところを私どもの方に、そのうち近い、近々のうちに話があるものではないかと、その中で対応してまいりたいというふうに考えております。 ○池尻成二委員 ちょっとお答えになっていないと私は思うのですが、個人情報を行政が収集するというのは、これは非常に重要なことなのですね。もうそれぞれの個人が任意で提供する個人情報もあります。法令に基づいて行政が収集する個人情報もあります。しかし、今回法令に基づいていない。任意でもない、しかし、実質的な収集者である練馬区は、情報の管理も行わない、こういう形での個人情報の収集があっていいのでしょうか。これはぜひ情報管理の部署の方にお答えいただきたいと思います。 ○総務部長 確かに今おっしゃいましたように、練馬区には個人情報保護条例がございます。その条例には、当然ながら適正収集の原則ということで定められています。今、委員が申し上げましたように、個人情報を収集するその根拠にはいろいろな形態があるということでも記しております。法令等に基づく届出申請申込、それから相談健診調査等、さまざまな形態があるということで、確かに記載してございます。この中に該当するかどうかということになろうかと思いますが、ただ、今の話の内容で、私自身としてはそれに該当するかどうかについては、まだ私としては判断しかねるところでございます。 ○池尻成二委員 私は今回の調査を見ていまして、やはり教科に関する調査はまだしもだと思うのですが、このもう一つの調査はやはり内容も含めて、果たしてこれを個人が特定できる形で収集することが一般的にいいかどうかという議論だって大いにあり得るだろうと。まして国が実施する調査を、区が自分の業務の一環としてこの情報を収集することについては、私は個人情報保護条例に非常に課題が多いと思っています。例えば収集された情報の管理であるとか訂正であるとか、そういうことについて、区民は区に対して権利を行使できない。にもかかわらず、教育委員会は教育委員会の権限と権能と財政の範囲の中で収集をされる。私は個人情報保護条例の課題はもっと整理すべきことがたくさんあると思うのです。このあたりぜひ教育委員会のお考えをお聞かせいただけますか。 ○教育指導課長 先ほども触れましたけれど、この学力テストというのは、今まで悉皆ではやっておりませんでした。今回初めて、かなり前に30年以上も前にやっていたものです。それが復活する部分もあります。改めて私ども先ほどちょっと触れましたように、区の中の個人情報の保護の観点、それから教育的な観点、そして組織として何をどのように伝えていくかというものの中で、改めて精査して、私どもとして協議、あれを進める中で、実施に向けて円滑かつ適正に行われるよう対応してまいります。 ○池尻成二委員 実際にもう4月に迫っているわけですね。私はこういう問題というのは、実は教育における自治とは何かという問題と、どうしても重なってくるところがあると思います。万々が一かもしれませんが、練馬区の個人情報保護条例に照らして適正かつ的確な遂行ができないのであれば、テストの中止も含めてぜひ教育委員会で決断をしていただきたい。3月に個人情報保護条例審議会がありますので、そこでの議論を見守りたいと思います。 |
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||