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介護保険「居住費・食費」負担の導入について O池尻成二委員 519ぺ一ジからの介護保険会計についてまず伺います。 10月1日から居住費、食費の負担が導入されるわけですけれども、改めて数字の確認をしますと、特別養護老人ホーム、区立の特養の多床室の場合で、利用者負担第3段階の方が1万5,000円の負担増、率で38%、第4段階ですと2万8,000円の負担増で、率で51%と、素直に見ても率、額ともに私はやっぱりこれはつらい負担増だというふうに正直思います。今定例会で幼稚園の保育料の引き上げの話が出ていまして、これも5,000円から8,000円という大きな負担増ではあるのですが、さすがにこちらは2年間かけての経過措置というものもあるわけですね。ところが、今回の居住費、食費については経過措置も何もなく、6月に法律が通って10月1日から変わりますと。法律が変わったからご負担ください、負担ができない、あるいは負担がお嫌なら利用をご遠慮くださいということは、さすがに私は言ってはいけないし、それは言うべきことでもないと思うのですけれども、まずこの点の基本的な認識をお聞かせください。 O介護保険課長 今、委員ご指摘の負担の増加の件でございますけれども、繰り返しになりますけれども、制度改正の中身が施設給付等の財政給付との是正をするというところ、つまり大きく考えますと、介護保険の給付費の大きな歯どめ、その辺を抑えていくという視点で導入されたことでございますので、何とかその辺はご理解いただきたいと思います。 O池尻成二委員 在宅と施設の給付負担の公平ということを今もおっしゃったのですが、実は今回の制度改正というのは在宅の方にも非常に大きな負担増になるという一面がありまして、そういう視点でちょっと特にこれはショートステイ、ショートステイが利用者負担という点では非常に私は深刻だと思っているのですが、まず2点ほど伺いたいと思います。 第4段階の方が特養の個室をショートステイで利用した場合、1日当たり負担が幾ら増えるかということ、それと練馬区内でショートステイを利用していらっしゃる方、大体月平均で何日ぐらい使っていらっしゃるかをお聞かせください。 O介護保険課長 2点ございました。1点目、負担の増加ということでございますけれども、第4段階の方の増減でございますが、ショートステイ、現行が1,970円となってございます。それが負担合計は3,000いくらですから、増えるのは1,517円という数字であります。また第2点の利用人数のことでございますが、ショートステイ、ちょっとお待ちください。 O支援調整担当課長 ショートステイの平均の利用日数でございますけれども、おおむね7日ということでございます。 O池尻成二委員 いろいろと資料を私、見ていましたら、今平均7日ですから、7日以上の方も半数近くいらっしゃると。特養の場合だと10日以上でも2割ぐらいいらっしゃるのですね。老健だと6割以上が7日以上と。そうすると、例えば7日間月にショートステイを使うといくら負担が増えるかといいますと、1日1,500円強ですから7日で1万円を超えるわけです。今在宅の要介護高齢者、平均的な負担額というのは実は2万円にもいっていません。要介護5でも2万円にいっていない。そういう負担の実態の中で1万円、ショートステイを1週間使うだけで負担が増えるというのは、私はこれまた非常に大きな負担だと。もともとこの話というのは施設給付と在宅給付の公平という話から始まってきたのが、実際にはショートステイの負担増を通して在宅の要介護高齢者、とりわけショートステイをかけがえのない基盤として暮らしていらっしゃる重度の方の介護を直撃しかねないということ、私は非常にこれは深刻な問題だろうと。そもそも制度改定の趣旨からしても違う話ではないかと思うのですが、この点についてどういうふうに認識していらっしゃるか、お聞かせください。 O保健福祉部長 今回の制度改正、再三答弁をさせていただいているのですが、もう一度繰り返させていただきます。いわゆるともに支え合えるという保険制度だということ、それに支える人たちがいるということでございます。その支えている実態をどう見るかということですが、まず一つは介護保険料を払っていらっしゃっても保険給付を受けていないという方が、極端には7人いれば6人強です。14%の介護保険の1号被保険者の15%ぐらいが利用者ですから、そういう方とのまず視点を考えていかなければいけないということ。それから再三先ほども質問がありましたように、4人に1人の方の施設給付が約半分の経費がかかっているという現実の実態があります。そこに、では持続可能ということを考えていくと、保険給付制度ですから保険を払わないということになったら、もう保険制度つぶれますので、そのことを考えれば持続可能だという制度をつくるということは非常に重い、重い話。1号被保険者ではなくて2号被保険者も保険料を払っているわけですから、そういう意味で将来設計をせざるを得なかったし、していくべきであったということを出発点に添えていただきたい。そうでなければ、いわゆる制度が生じる個々の問題状況、それをいかにフォローしていくかという別の問題があると思いますので、ぜひそこは区分していただきたいと思っております。 O池尻成二委員 部長のご答弁ですけれども、私は施設と住宅の公平という形で始まったお話が在宅にこれだけ大きな負担がいっていいのかということを伺ったわけで、その点もう結構ですけれども、ではもう少し話を広げますと、例えばデイサービスの食事の話、これは何度か出ていました。食費代が400円から600円に上がる、これは区立の場合ですけれども、この負担増そのものの問題ももちろんあるのですが、実は今練馬区は介護保険外で食事サービスというのをやっていらっしゃいます。いただいた資料だと食事サービスを受けていらっしゃる区民の方が1,374人いらっしゃる。これは介護保険外ということなのですが、この方たちが今食事サービスを利用していらっしゃる際の負担が大体350円から450円ということなのですが、この利用者負担は今回の食費負担の改定に伴って見直しが入るのかどうかお聞かせください。 O高齢者課長 例えばデイサービスセンターで通所介護を受けられている方、介護保険制度、そちらの方と、それから食事サービス、介護保険外の食事サ一ビスを行っている、同じ場所で同じ二つのサービスを受けているということがございます。そうしますと、その同じ場所で利用者のご負担が明らかに違うということについては、利用者からの不満の声が今現在も少し出てきている状況でございます。練馬区としましては、利用者負担はできるだけ抑えたいという気持ちはもういっぱいあるわけでございますけれども、この利用者間の不公平感というものについても一定程度配慮せざるを得ないかなという考えでおりまして、今現在ここのところを最終的にどうするかというところを検討しているところでございます。 O池尻成二委員 そういうふうになりますと、もともとは介護保険の、先ほど部長がおっしゃいました持続可能性という介護保険のあり方の問題、しかもそれも施設給付と在宅給付の公平性の問題として始まった話が、在宅の要介護高齢者からさらに広がって、介護保険外の一般事業の利用者負担にまで広がっていくと、私はこういう形での玉突き負担というか、泥縄というか、あるいはなし崩しというか、こういうふうに言われかねないような負担の見直しが広がることは私は非常によくないだろうと、やはり基本的に区としてどういうサービスなりどういう事業をきちっとやっていきたいのかと、そこの視点をはっきりさせた上で、介護保険の改定についてもやはりきちんとしたスタンスで私は向かい合っていくべきではなかろうかというふうに思うのですが、先日一般質問の中で、今回の居住費、食費負担の導入で介護保険給付は当然減るわけです。半年間で大体4億以上減ると。その中で実際には介護保険給付というのは、保険料だけではなく、1号、2号の保険料以外に公費が入っています。今回の居住費、食費の見直しに伴う給付減によって一般会計の繰り出し、繰り入れが半年間で5,000万以上減るというふうな数字を説明されました。通年だと1億円強、つまり介護保険に本来入れる予定であった1億円強のお金が年間で一般会計に戻ってくるということになるわけですが、この1億円強のお金については、これはそのまま一般財源のポケットに入れてしまうのでしょうか。 O保健福祉部長 先ほどの答弁が十分さなかった分も含めて2点、お答えさせていただきます。 先ほど施設サービス、施設と在宅の不公平を解消するといった在宅サービスの負担増を求めているのではないかというお話でございます。先ほど私ども、前段で申し上げたのは、6人が1人を支えているサービス利用者、利用していない方も視野に入れるべきだと申し上げたのは、今回の制度改正でご案内のとおり、国べ一スで3,000億、保険料200円給付を下げるということ、その問題をやはりきちっともう一度認識していただければ、それはやはりバランスの中で施設サービスとの関係で物事を論じてきましたけれども、そのバランスの中で在宅サービスをいつも買ってきている(?主旨不明)というふうに理解いただきたいと思います。 それから今回の介護保険・いわゆるそのうち、保険者としての区の割合、ご案内のとおり12・5%、8分の1でございます。一般質問でもご質問がありました、繰入金が減るではないかと、その分を財源に充てるべきだということでございますが、ご案内のとおり、今年度の決算題243億円ぐらいですか、毎年20億ぐらいここのところ増えております。例えば8分の1ですから、2年間で40億増えたとすると、12.5%、これで5億になってしまいます。将来の先ほどのお話ではありませんけれども、将来のいわゆる高齢者、どんどん増える練馬区という実態をきちっと見据えて、やはり早計に単純な形で利用者負担の軽減に向けるということは非常に危険だということを私どもは認識しております。 O池尻成二委員 端的に私の質問に答えていただきたい。私が伺ったのは、一般会計に繰り戻しをするのですかと伺っているのです。それだけお答えください。 O財政課長 そのようにご理解いただければと思います。 O池尻成二委員 私はやっぱりそれは納得いかないだろうと。たしかに今回の施設給付の見直し、これは全面的にまずいかどうかという議論は幾らでもあり得ると思いますよ。格差も含めていろいろな議論があり得ると私も思いますが、給付の引き下げで一般会計の財源が1億円ぐらい戻ってくると、 通年で、私はそれを全部でなくてもこれだけ深刻な利用者負担増があるわけですから、やはり利用者負担の軽減に一部であっても充てるというぐらいのことも含めて政策的な対応を検討すべきだろうと思うのですけれども、そういうお気持ちはないのでしょうか、確認をさせてください。 O介護保険課長 今委員の区としての独自のということでございますが、ほかの区ではいろいろと組んでいる情報等も入ってございます。また制度も始まった当初でございますので、今後そういう推移を見ながら必要な方法があれば考えていきたいと思います。 O池尻成二委員 ぜひ先ほどから実態のお話もありましたけれども、これから深刻に出てくる可能性もありますので、そのあたりもよく見きわめてぜひ私は対応していただきたいことを申し上げたいと思います。 学校給食の会計処理について それから567ぺ一ジ、学校給食会計、今大きくセンターから自校方式へというふうに転換しつつあるわけですが、今後自校方式の調理については委託ということが広がることも含めて、やはり事業の検証、評価あるいは運営体制の見直し等々いろいろな対応が必要だろうというふうに思っています。その中で一つ経理の問題があると思うのですね。今、各学校の給食費の会計について、これは私の会計という扱いで決算上全く出てこないと。私はこれは今の会計のあり方をもう少し見直す必要があるのではなかろうかと思うのですが、質問を2点ほど。まず一つは私会計で処理されている給食費が全体でどのぐらいあるのかお聞かせいただきたい。 もう一点は、学校給食の手引き等によると監査が行われているはずです。この監査の結果について保護者の方への周知はどのように行われているのか。そしてあわせて私会計によって行われている部分の情報公開が区の情報公開条例に乗るのかどうか、お聞かせください。 ○保健給食課長 1点目の私会計の、どの程度かというご質問でございますが、自校調理校で全部やってございます。 以上でございます。 それから2点目で情報公開の関係でございますが、これは私会計でございますので、のっかってこないではないかということで考えてございます。 O池尻成二委員 私が伺ったのは金額を伺ったのですが、私会計で処理されている給食費の総額、幾らぐらいか教えてください。 O保健給食課長 私会計で行ってございます給食費の関係でございますが、自校調理校小学校で13億8,480万2,000円でございます。それから中学校につきましては4億8,869万円でございます。以上でございます。 O池尻成二委員 今回の決算で特別会計の金額は4億円ということで、総額ではありますけれども、その何倍かの額が私会計で処理されているわけで、私はやはり私会計処理のあり方についてはぜひこれは検討していただきたい。公会計に入れられないのかどうかも含めて、私会計にとどめるのであれば、その透明性、公正さ、そのあたりも含めてきちんと対応していただきたいということ、これは要望で申し上げたいと思います。 緑の基金とまちづくり条例について それから555ページ、公共駐車場会計、それから85ページの財産収入、指定寄付金のところのみどりを育む基金のための寄付金に関連をして伺います。 今回、まちづくり条例の素案が提案をされておりますが、この中でのまちづくり協力金ということが盛り込まれております。このまちづくり協力金の趣旨、それから経理上の取り扱いを教えてください。 O都市計画課長 今回まちづくり条例の素案の中にまちづくり協力金というのを入れさせていただきました。これは従来、宅地開発指導要綱の中で3,000平米以上公園というのがあるわけですが、小規模な公園というよりは、今憩いの森とかいろいろございますので、そういう部分について、公園のかわりに事業者に選択制として選択していただいて、そういうものを基金に積んでそういうものに取得していこうということで考えているものでございます。 O池尻成二委員 基金に積むとおっしゃった、これはみどりの基金のことかと思いますけれども、基金、なかなか積めていないということもあるので、ぜひ基金を積むための工夫についてはやっていただきたいということを申し上げたいと思います。 もう1点、この基金の管理を将来預かるということに一応想定はされているみどりの機構というのがあるわけですが、この機構の支援ということで都市整備公社、まちづくりセンターの事業を考えていらっしゃるというふうに承知しています。これはこれで私はいいというか大事なことだと思うのですが、一方で残念ながら都市整備公社の公杜としての趣旨、公社の設立目的等も含めて、それから公杜の役員体制、こういうものの中にみどりというか、みどりの保全、再生を図るといった視点がいま一つまだよく見えてこないというふうな印象があります。ホームページ上で都市整備公社のあり方についていろいろ書いてあるのですが、みどりという言葉がなかなか出てこない、それから役員の名簿を見せていただいてもみどりの問題にかかわる方も入っていらっしゃらない。理事会となれば、当然一般区民というのは難しいと思いますが、ぜひそのあたりは都市整備公杜のあり方の見直しも含めて考えていただきたいということをお願い申し上げて終わります。
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