代表 練馬区議会議員 池尻成二

私たちは、都政をなんとかしたいと心から思ってきました。
石原都政の8年間、私たちは、都民として何度恥ずかしい思いをしたでしょう。何度、押しつぶされるような苦しさを覚えたでしょう。何度、人としてのやさしさを切り裂かれたでしょう。
都政に風を!ぜひとも、風を!
浅野史郎さんが都政を変えるために立ち上がりました。浅野さんの「日本のための東京 あなたと創り直す」を読みました。私たちが言いたかったこと、言ってほしかったことが、そこにはいくつも書いてあります。
人と自然にやさしい東京を創る
都政の手法として、強制、管理、抑圧といった側面を強調するような手法とは決別します。社会的に弱い立場にある人たちが、生きやすい環境を創り出します。
企業が集まる大都市東京であるからこそ、誇りと自信を持って快活に働くことができる労働環境、心豊かに生活できる生活環境が必要です。
繁栄を誇っている東京の中で、自分の責任ではない理由により、生きることに困難を感じている人々が大勢暮らしています。障害者や介護を要する高齢者などです。そうした生きる力が最も弱い人が最も大事にされる東京を創ります。
地域の中で高齢者への介護にあたったり、障害者への支援をする人たちの報酬が低いために、意欲と能力がありながら、現場を離れていく介護職員が多くなっています。介護保険の給付の中で、東京都独自に報酬を上乗せすることによって、有能な介護職員を引き留めます。
小中学校の普通学級に、障害を持った児童や生徒を受け入れられる統合教育を進めます。 重い障害を持っていても、本人の希望により、どこの学校に通うかが決められる体制をつくることが必要です。受け入れられる健常児の方でも、クラスの中で障害を持ったクラスメイト と一緒に教育を受けられることは、大きな意義があります。
「日の丸」、「君が代」問題についての強制的な対応を改めます。
できるかぎり多くの場で女性が活躍できる場を提供するとともに、男女がともに働 きながら安心して子育てできるような環境を確保しなければなりません。
そして、オリンピック招致計画の見直し、新銀行東京の「解体的見直し」。
浅野さんが全能であるなどとは誰も思いません。浅野さんに全てをゆだねてよいとも、思いません。浅野さんと違うところ、足りないと思うところも、もちろんあります。
しかし、大切なのは一歩を踏み出すこと。変化の一歩、風を起こす一歩、重くのしかかってきた政治のかさぶたにメスを入れる一歩、庶民が力を取り戻す一歩…。この一歩をともに踏み出すパートナーとして、浅野さんは希望を託されるに値すると、私たちは考えます。
2007年3月17日 (写真は2月24日、江東区議会議員・中村まさ子さんたちが主催した講演会で)